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twin★love

第14章 14★止まらない衝動

大手ファッション雑誌の出版社で編集長として働く仁はほぼ毎日夜中に帰るか、締め切り前は帰ってこない。

「そりゃあ可愛い孫の誕生だ。帰ってくるに決まってるだろ!」

「…そう。」

蓮は大きくため息をついた。

「ところで亜子ちゃん、蓮と付き合ってるの?」

仁はニコニコとしたまま、言う。

「はっ!?」

「へっ!?」

同時に声を上げるふたり。

それはもうそうだと言っているようなもの。

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