テキストサイズ

twin★love

第15章 15★あの日から…

今は亜子と蓮を応援している晴。

未練がさらさらないといえば嘘になるが、素直に大切な幼なじみ二人には幸せになってほしいという気持ちが強いのも本当のこと。

「でもさ、俺たち、その…一年前の夏、亜子に…」

晴の白い頬が赤くなっていく。

どうやらあのこと、を思い出したようだ。

蓮の頬も同じく熱くなってくる。

あのこと、とは一年前の夏休み。

蓮が提案したことだった。

初めて触れた亜子の身体。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ