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すると蓮は亜子の方を向いた。

「変？そんなの、前から俺達はずっとおかしくなりそうだったよ。」

おかしくなりそうだった？

どうして？

「俺たちは亜子のこと、ただの幼なじみになんて見てないってこと。」

『なに、それ…どういう意味？』

「わかんない？俺はお前のこと、一人の女として好きなんだけど。」

蓮の言葉に亜子は目を見開いた。

するとすかさず、晴も口を開く。

「俺も、亜子のことが一人の女の子として、好きだよ。ずっと好きなんだ。」