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twin★love

第5章 5★蓮の思い

亜子は部屋で一人、ボーッとしていた。

とつぜんの幼なじみ二人からの告白。

亜子だって二人のことは大好きだ。

だけど、一人の男の子として、そんなふうに見たことはなかった。

「どっちか選ぶか、それともどっちも振られるか、それは亜子しだいだから。」

家の前でそういった蓮。

蓮のあんな悲しそうな顔、初めて見た。

『あたしのせいで、二人を傷つけていたの?』

そう考えると胸が苦しくなってくる。



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