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twin★love

第6章 6★晴の思い

一番近くにいて、一番大切な存在。

そして好きだった。

誰よりも、何よりも。

たとえ親友の蓮にだって譲りたくない、と思っていた。

そんな三人の関係が崩れたのは、夏休みのある日。

はじめて触れた亜子のからだ。

それは細くて、柔らかくて、力を入れたら折れてしまいそうで。

男にしては華奢で色白な晴だけど、やっぱり女の子の体とは全然違っている。

今まで興味のなかったそういうことに、晴は夢中になっていた。



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