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twin★love

第7章 7★モヤモヤ

『あたしは先輩と付き合ってるんだ、あたしの彼氏は先輩なの!』

自分に言い聞かせるけど、どうしても頭の中の蓮や晴の苦しそうな表情が消えない。

「やっぱり具合悪そうだね、保健室行く?」

今はお昼休み、一緒にお昼を食べようと誘われた亜子は全くお弁当を食べる箸が進んでいなかった。

『先輩はこんなに優しいのに、あたしって最低だよね。』

秋山先輩の優しさに甘えて。

「俺、このあと体育だから保健室まで送って行ってあげられないけど、もし終わりまで保健室にいるなら連絡して。迎えに行って家まで送るから。」

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