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twin★love

第7章 7★モヤモヤ

「はい…ありがとうございます。」

亜子はふらつく足取りで保健室に向かった。

保健室の扉には外出中のプレートがかけてあった。

『先生、いないのかな?』

亜子はそっとその扉を開ける。

「…んっ!…あっ…!」

聞こえてきたその苦しそうな息切れのような声に、亜子の足は止まった。

『な、なに!?』

「ああんっ…き、きもちぃ…」

『この声、もしかして…』

それはどう考えても、あの時、の声で。

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