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「先生、食べちゃっても良い?」

第15章 キョウの部屋




「正解はね……俺の大嫌いな食べ物」

「大嫌いな食べ物……?」






それって、もしかして……。

私の頭の中には、ある一つの食べ物が思い浮かぶ。

と同時に言葉を漏らすと、急に緊張し始めた。






「茄子……?」







……嘘だよね。そんな食べ物なんか、挿れたりしないよね……。

でもたまに自慰でそういった野菜や調理器具を使う人がいるって聞いた事がある。

でもまさか、キョウ君が……。






そんな思いも、キョウ君の返事で裏切られようとは。







「覚えててくれたの? そうだよ、気持ち良いでしょ? さっき先生が料理してる時、こっそり隠してたんだ」







……思わなかった。

そのまま私はキョウ君の顔の方を振り向きながら、必死に懇願する。









「やだ……! やめて!」


「何で? 先生感じてたじゃん」


「だって! まさかそんなモノを挿れられてるなんて思わなかったから!」


「良いじゃん。今日はコレでいかせてあげる」


「や、やだぁ……!」







じわっと涙を溢れさせながら前へ逃げようとする私の中に、再びキョウ君は茄子を挿入する。



そしてぐちゅぐちゅとかき混ぜると、面白そうに笑った。







「美味しい? センセ。嫌がってる割にはココ、すごい締め付けてるよ?」


「あっ、……ああっ! あっ、あっ、んうっ……抜いてぇ、お願い……」


「どうしよっかなぁー。先生いじめるの楽しいしなー」








……ちゃんとキョウ君のでいかせてくれると言ったのに。やっぱり彼はS。私をいじめる事しか考えていないのかもしれない。








「あっ、あっ、いくぅ……!」








逃げる事も出来ずにいかせられながら、そう改めて思いしらされた。

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