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バラードは君だけに

第12章 束の間の愛に


その後朝食を食べて、私達はホテルを後にした。

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そして訪れたスーパーで、湊さんと買い物をした。


湊さんが押すカートの横には私。
野菜売り場からひとつひとつ相談しながらかごへ入れてゆく。


まるで、夢のようなひとときだった。

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