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太陽も泥でできてるらしい

第1章 雨の日の話


私はちょっとだけ鼻をすすりながらこう言った。
「やっぱり魅華ってさぁ」

「ちょっと、くすぐったいです」
くすくす笑いながら魅華が答える。

「あんまおっぱいないよね」

美園は笑顔のまま、その腕はその頭の上まで上がり、そして私のお尻にしっぺとして落ちた。

「あいたぁっ!」
「どうしてあなたはそう...デリカシーがないんですか!?」
魅華の眉がどんどん釣りあがる。っぽいなぁ。そう思いながら私は魅華の胸板にあごを乗せる。

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