テキストサイズ

きみじゃなきゃだめなの

第2章 きみじゃなきゃだめなの2

彼のステディになりたいってわたしの決意は
さっきのですでに挫けかけていて、

(仕方ないよねだって彼を意識しだしてからもう3年くらい毎日こんな感じなんだから)

両親のいない今晩は彼のかわいいティーンな妹として過ごすことにする。

わたしたちの両親は再婚して結構経つのに
こどものわたしたちがうんざりするくらいにラブラブで、
二人でいろんなとこにでかけてるから
好きな彼と二人っきりの夜!っての結構あったんだけどそのどれも仲のいい兄弟って感じ。

でもそう言うのも嫌いじゃないんだよね。

深夜にポップコーン破裂させて大笑いしたのや
つまんないフランス映画にどれだけ耐えられるかって二人してすぐ寝たのとか
朝までゲームしてみたりとか
って夜の過ごし方もすっごい楽しかったもん。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ