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きみじゃなきゃだめなの

第2章 きみじゃなきゃだめなの2

大学いくために一人暮らしはじめたあともすぐにうちに帰ってくるウィルは
この町が好きなんだって言ってた

わたしもこの町の気候は大好き、
ちょっと暑いけど暑い方がアイスもおいしいし。
冷たくて甘いアイスクリームはちょっと傷ついてたわたしの心をハッピーにしてくれるし、
一緒にソファに座ってDVDを見るのは楽しい。

お兄ちゃんとして見るとウィルは実に、
口うるさすぎることを除けは表彰されるくらい理想的で、

なんでもかんでも世話をやかれるわたしは
なーんにもできない女の子になってしまった。

だってウィルとヒースが甘やかすんだもん。ママとパパも。

スクールでもみんながわたしにいろいろしてくれるし。
だからわたしは彼らのためにかわいくいるのが義務なんだって思ってるんだ

もちろん心からってわけじゃないけど本気だよ?

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