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きみじゃなきゃだめなの

第2章 きみじゃなきゃだめなの2

気づいたウィルがあわあわしだしたけど私の涙は止まらない。

「お、おい泣くなって、いきなりどうしたんだよ」

本当に分かってないんだね、
鈍感にも程があるんじゃないかな
取り繕うみたいに頭なでてもだめなんだよ?

ちょっと嬉しかったけど。

「ウィルが悪いんだ、わたし頑張ってエクササイズやブートキャンプだってしてるのに…」

「あ、おい泣くなよ、、悪かったって、ごめん、言い過ぎたって」

「…ごめんですんだらニューヨークポリスデパートメントはいらないんだよ」

大きな声でしゃくりあげる
涙はとまらない。

ウィルはますます慌てたみたいになってる。


「わかった!なんか買ってやるから!
明日サウスコートに連れってやるから!欲しがってた靴買ってやるから!」

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