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きみじゃなきゃだめなの

第2章 きみじゃなきゃだめなの2

今までにないくらい奥にウィルが触れたのを感じて
わたしの子宮がきゅんってした。

出てかないでほしかったから足でウィルの体を抱え込む。

「あ、おいやめろって出るって言ってるだろ」

やめないよ!だって離れたくないもん!

「好き!すっごい好き!」

だから逃すもんか。
脚力には自信がある、チアで鍛えてるんだぞ!


ジェットコースターみたいな浮遊感。

すっごくハッピーで目の前がチカチカして星空が広がってるみたいな。

でも彼となら宇宙だっていけるし
星だってつかめちゃうんじゃないかな?

そんな気がしちゃうくらいの。

「もうキちゃう!イッちゃうよぉ!」

「あ、おいクソ!出るって!おい!」

慌てた声で言われても。
一つになれたらいいなってくらい彼を離す気がなかったから
絡みつけてた足をぎゅってして全身全部で抱きしめた。

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