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きみじゃなきゃだめなの

第2章 きみじゃなきゃだめなの2

でもわたしがキュートなのは分かりきってることだから今更言われたってねぇ

「そんな事言ったってごまかされないからね」

ベッドに寝っ転がって枕を抱くと嗅ぎなれた匂いがして、
うーんやっぱ嫌いじゃないなー。

「本心だよ、オレは前のフェミニンな格好のほうが好みだったけど
お前は何着ててもいつだって可愛いよ」

「ありがと、君はウィルがこういう子供っぽい服着てるわたしの方がすきだって知ってたのにね」

別に全部をウィルの好みに合わせるわけじゃないけど。

軽く睨むとニヤニヤいやらしい顔して笑ってる。

なんだこの顔ムカつくな、気にしてる頭髪引きちぎっちゃうぞ?


「だってお前はオレの恋のライバルだろ?」


やっぱり引きちぎってやる!

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