テキストサイズ

きみじゃなきゃだめなの

第2章 きみじゃなきゃだめなの2

ウィルが今のわたしより昔の私が好きだったとしても
昔のわたしもひっくるめて今のわたしだし、

いつか今のわたしのほうが好きだって言わせるんだ。

きっと遠くない未来だと思う。


ミントグリーンの指を折って考える。

やることは沢山あるぞ。

「まずうちの両親に紙面上は別れてもらってわないとだよね?
じゃないと私たち結婚できないしね、
まぁ籍入れなくてもいいのはいいんだけど
ていうか州法変えちゃえばいっか
君は近くに住んでるし今のままでいいかな?
それからボーイフレンドとはお別れしてー
そんで州知事になればいっかな?どう親友の妹が州知事なの」

「お前ってばほんとむちゃくちゃだよな、オレびっくりしちゃうよ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ