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第3章 Episode3 挫折

そこにあったのは、見るも無惨な肉体。




衝撃に耐えきれなかった眼球が飛び出し、潰れて割れた頭部からは脳の破片と透明な汁が零れ落ち、股間から漏れた汚物が血溜まりに混じり、周囲に悪臭を醸し出す肉体。





ソレに人の……“黛 有理”の面影は無かった。






「キャアアアアアアアアアア!!!!!!」



誰かがあげた悲鳴を仕切りに、他の者も悲鳴をあげ、その場が阿鼻叫喚(あびきょうかん)の地獄絵図と変わった。

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