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百鬼夜行左藤家黙示録

第2章 せめて中学生らしく


義明はテニス部に入部したが当然お金のかかる話だ

だが義明の母親は左藤家では唯一の常識人であり
給食費や文具などの学費関連の事には惜しみなくお金を出していた

しかしその法則を逆手にとった義明は
母親からお金をもらいラケットやシューズを万引きして揃えていた

中学校に上がりよりいっそう考えに悪どさが増していた

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