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百鬼夜行左藤家黙示録

第14章 友情の価値は


左藤家前に着いたが
ドアの隙間にはかなりの枚数の
督促状が詰まっていた

そういえば義明の母親は
冬休みになるとフィリピンに帰省するので
その間に借金取りが催促に
来たという流れだろうか

それはつまり冬休み中
義明はこの家に帰って来ない
というフラグではないだろうか

とにかくこんな所で
借金取りに遭遇したら
非常に面倒である

と思うと何故か必然のように
現れるから不思議である

しかし現れたのは
なんとも泡路以上の珍客であった

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