
百鬼夜行左藤家黙示録
第9章 魔王の才を継ぐもの
私は店員と場所替えしたのだが
不思議な事になぜ入れかわったのか
ど忘れしてしまった
それもそのはず
なんと当事者の義明が
消えていたのである
そして私は警察署で
洗いざらい全て説明した
「わかってくれましたか?
僕は無罪です!」
「わかってるよ
義明が犯人なんだよな!」
「なんでいきなり
僕の潔白が証明されたんですか?」
すると私の前に食い逃げ犯が現れる
警察は義明を掴み
「こいつがみんなに
脅されたなんて嘘つくから
ファミレスに行ってた仲間に
来てもらって確認したんだ
そしたら案の定
君と同じ事を言っていたよ!」
警察は事情聴取に忙しいため
いったん部屋を後にした
