Sparkling!
第22章 「まーくん」
相葉side
そう、その瞬間はいきなり訪れた。
その日、目を覚ますと、
ナゼかベッドが異常に大きく感じて、
隣に寝ているにのまでも、
「あれ、にの、背、伸びた?」
ってぐらいに大きく感じて、
俺、寝ぼけてんのかな?って思って、
首を捻りながら、ベッドから這い出し、洗面所へと向かった。
で、そこまで歩いて行く途中でもずっと違和感を感じていて、
洗面所のドアを開ける時にその違和感は確信へと傾いていき、
その、洗面所の鏡を見た途端、
完全なる確信へと変わった。
えっ!?俺、どこ行った?
あっ!?何か下の方に俺の頭らしきものが映ってる。
良かった…じゃ、なくて、
何で、こんな下の方に俺の姿が映ってんの?
スッげぇ頑張って伸び上がっても頭しか見えない。
しかも、その頭も小さい…。
ん?ち、小さい?
恐る恐る自分の体を触ってみる。
えっ!?う、ウソだろっ!!
二「おや、キミ、どこから入ってきたの?」
目を擦りながらにのが洗面所にやってきた。
「に、にの、俺!!俺だってば!!」
二「俺って、言われても…」
にこにこ笑いながら、しゃがみこむ、にの。
二「ボク、お母さんに教えてもらわなかったの?他人んちに勝手に上がっちゃダメだって?」
にのに頭撫でてもらっちゃった♪