Sparkling!
第29章 As you like 〜お気に召すまま〜 (M × A )
和也side
「ね、ね、りーだー?」
智「何?」
「気になんない?」
智「だから、何が?」
珍しくイラついた顔をしながら、りーだーは読みかけの釣り雑誌を閉じた。
「あの2人がどんな服買ったか、って?」
りーだーは、うーん、と顔をしかめて、
智「分かんない♪」
と、いつものように脱力しそうなぐらいの笑顔で答えた。
「あ、そうすか。」
ついでに、難しい顔して新聞読んでる翔さんにも聞いてみた。
翔「んー、なんだろなあ?」
この人だったら、迷彩なんでしょうけど…
翔「オシャレな服とか買ってそうだけど、メイド服とか、セーラー服とかだったら面白いけどね?」
おや?珍しく粋なこと言うじゃない?(←もしかしてバカにしてた?)
智「だよね〜♪」
りーだー、アンタまで乗っかってくるなんて、相当、っすね?
智「相葉ちゃん、細いからミニスカート似合いそうだしメイド服とか?」
翔「いや、セーラー服じゃね?」
他にないんですか?オジサンたち?(←笑)
そこへ、渦中のお2人が、
イチャイチャしながら前室に現れた。