Sparkling!
第43章 ちょいSな君と天然な僕。(A × M )
雅紀side
潤「何やってんだよ!早くしろよ!」
「ごめんごめん。お待たせ!」
玄関でイライラしながら待っている潤の元へと駆け寄る。
「あっ!!忘れもの!!」
潤「はあっ?」
と、素っ頓狂な声を上げた直後、俺は太い眉を吊り上げた隣の綺麗な男の体を引き寄せキスをした。
「行ってきます、のキス♪」
唇が離れて、怒ってんのか照れてんのか、真っ赤に染まった顔に向かって笑った。
潤「ばっ…ばかじゃねぇの?」
乱暴に俺を振りほどくと、潤はわざと大きな音を立て玄関のドアを閉め出ていってしまった。
「も〜照れちゃって。可愛いんだから♪」
スキップしながらその後を追いかける俺。
和「絵に描いたようなバカップルですね?」
智「…だねぇ。」
かく言うこの人たちも、実は付き合ってたりする。
ニノは否定するけど、大野さんは堂々と俺らにカミングアウトして、ニノに「勝手なことすんなや!」って、怒られてた。
和「でさ、相葉さん、一個だけ聞いていい?」
「何でも聞いちゃって?」
和「どっちから付き合おう、って、言ったの?」
「えーと…」
和「ほら、言ったでしょ?謎でしょ?って。」
智「そうだねぇ。」
「どういうこと?」
和「アナタとJ、どっちからコクったのか、って話してたの。おじさんと。」