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貴方に調教されて……

第1章 冬綺 × 梓美

「梓美さん、行ってきますね?
僕が戻ってくるまで、我慢しているのですよ?」

「………っは、い………っっ」

そう言って、冬綺 (ふゆき) さんは、隣の部屋へ行ってしまった。

冬綺さんは、この家の調教師。

そして私は、お金を稼ぐためにここにいる。

売られたのではない、自らの意思でここへ来た。

キャバクラと同じような仕事だと聞いたから。

でも、実際は違った。

「……そろそろ……っんっ、むりっ、早く帰ってきて……っ」

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