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触りたい…

第1章 出会い


「あっそうだね。
緊張して敬語になっちゃった(笑)」



そうやって薫と話をしている
うちにクラスの前まで
もう到着していた



「ここが一年過ごすところかー…。」



薫がそうつぶやいた。



ここが私達がこれから一年間過ごす場所
そう考えるとまた緊張してしまう


「私…高校に入ったんだ…。」



私は今になって高校に
入学したことを実感した

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