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幸せな俺たちの物語

第27章 あなたは俺が守るから…

和也side

最近、彼の様子がおかしい。

和也「相葉さん?」

雅紀「あっ…どうしたの?」

顔色は悪いし痩せたみたいだし。

和也「今日、家に行ってもいい?」

雅紀「う、うん…いいよ…」

ほとんど会話をしないまま彼の家に着いて、

和也「何か食べたいのある?」

雅紀「ない…かな…」

いつものなら、

「和が作るハンバーグ!」

って言ってくれるのに…

俺がパスタを茹でている最中、彼は玄関に行って郵便物を見に行った。

雅紀「はぁ…」

和也「どうかしたの?」

雅紀「ううん、何でもないよ。」

明太子パスタを作り、やっぱり彼は残した。

和也「美味しくなかった?」

雅紀「ううん…ただあんまり体調良くなくて。ごめんね。」

和也「何か悩んでるの?」

雅紀「何も。最近有難いことに仕事が増えてちょっと疲れちゃっただけ。」

それだったらいいけど…

でも何か悩んでいるに違いない…

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