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幸せな俺たちの物語

第14章 サプライズは急展開

今日は一人でゲストとしての収録。

「あっ、ニノもうすぐ誕生日だよね?」

和也「あっ、はい、そうです。」

芸人さんが色々質問してきて、

「メンバー、サプライズとかするの?」

和也「あんまりないですけど、ライブの時に一回。たまたま重なったので…」

俺誕生日だった。

普通に忘れてた…

あれ…?

「俺だって言えないことくらいあるから…」

「俺だって和のために…」

まさか…

「どうしたの?ニノ?」

和也「いえ、何でも。次お願いします。」

まさかとは思うけど俺の誕生日のことだったのかな…?

確かに今年は何も聞いてこなかった。

いつも、「何欲しい?」「何時に仕事終わるの?」とか聞いてきたから…

もしかして彼はサプライズしようとしたの…?

そう思うと自分にガックリした。

せっかく考えてくれたのに自分は何をしてるだろう…

これじゃあ、ただ彼を傷つけただけじゃん…

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