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幸せな俺たちの物語

第1章 呼び名

体が離れると、

和也「んっ…」

唇が優しく重なった。

雅紀「俺も、和って呼んでいい?」

和也「うん…」

下を向いていた顔が彼に顎を持ち上げられ唇が重なった。

重なった唇は何度も角度を変えて重なる…

和也「ん…っ…んんっ…ま…さ…き…」

気がつけばソファーに押し倒されていた。

雅紀「和、好きだよ。」

和也「俺も…雅紀が大好き…」

やっと言えた名前…

和也「あぁっ…はぁ…っ…あんっ…まさ…き…」

あれからベッドに移動して体を重ね合う俺たち…

雅紀「どうしたの和?もっと?」

和也「好き…好きなの雅紀…」

彼はふふっ、笑いながら、

雅紀「俺もだよ和…大好き。」

俺は彼の腕の中で落ちていった。

そしてあれからは三人に言われて恥ずかしくなる俺たち…

でも、

和也「雅紀。」

雅紀「和!」

俺たちはあれからお互いに名前で呼ぶようになりました…

〜呼び名END〜

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