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幸せな俺たちの物語

第15章 隠した失態

みんなは気を遣ったのか「外で待ってる」と言って部屋を出た。

雅紀「和の匂いがする…」

彼も抱きしめてくれた。

和也「目は…大丈夫ですか?」

雅紀「うん、あと1週間くらい治療がかかるみたいだけど…」

和也「そっか…」

雅紀「和の顔が見えないなんて最悪だよ…」

和也「見えるようになったら思う存分見てくださいよ。」

雅紀「うん!」

俺はそっと彼の唇にキスをした。

雅紀「退院したらいっぱいイチャイチャしようね?」

和也「もう…バカ…」

もうちょっと彼に触れたくてまた優しく唇を重ねた。

1週間後。

病院に行き最後の治療をしていた。

やっと彼が目が見えるようになる。

しばらく何も見てないからどんな感じに思うのだろう…

治療室から出てきてお医者さんが包帯を外してあげた。

「相葉さん、目をゆっくり大きく開けてみてください。」

彼がゆっくり目を開けていた。

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