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幸せな俺たちの物語

第16章 温泉と銭湯

和也sid

雅紀「ごめんね…和…」

俺たちは前から温泉旅行に行く計画を立てた。

だけど三日前に仕事が突然入り行けなくなってしまった。

和也「いいよ。仕事だもん、しょうがない。」

本当は悲しいけど我が儘言ってられない。

和也「じゃあさ、友達と行ってきちゃだめかな?」

彼は普通に、

雅紀「いいよ!和だけでも楽しんでおいで!」

もうちょっとさ、

「えっ⁉︎だめ!」とか「なんで⁉︎」とか、

言ってくれると思ったのに。

すると彼はギュッと俺を抱きしめて、

雅紀「何もしないでね…?」

やっぱり彼は心配してくれているんだ…

和也「うん…」

雅紀「帰ってきたら近くの銭湯行く?」

和也「人が多いよ。直ぐばれちゃう。」

そういうことで俺は友達を誘って温泉に行くことにした。

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