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幸せな俺たちの物語

第2章 自己申告は素直

和也sid

今日はお休みで彼の家に遊びに行った。

彼は俺が貸したゲームに夢中で、

雅紀「あぁ〜!もうちょっとだったのに!もう一回!」

あの有名な怪物が倒せなくてかれこれ1時間。

俺ずっと放ったらかしにされてますよ…?

もういいもん…雅紀なんて…

すると、

雅紀「やった〜!勝てた〜!」

俺の横で大はしゃぎしている彼…

ふんだ。知らないもん。

プイッと横を向くと後ろからギュッと抱きしめられた。

雅紀「和ごめんね?寂しかったよね?」

それでも俺はシカト。

和也「雅紀は…俺よりマリオの方が好きですか?」

やっと言葉を発した自分はこのようなことしか言えなかった。

雅紀「ヤキモチ妬いたの?」

和也「そうだよ…悪い?」

雅紀「ううん、全然。ねえ、ニノはマリオのこと知ってる?」

和也「えっ?マリオ?」

マリオって、何十年もやってきたからな…

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