テキストサイズ

夜が開けるまで

第2章 新人社員

「営業は六回行ってから始まるというけど、それは過去の話しね。

今のお客さんは忙しいし、情報も持っているから、5分話ししても興味を示さないなら、さっさと次のお客に行ったほうが効率いいわね」


「5分で保険の話しが出来るんですか?」


「会って始めから、保険どうですか?なんて言うのは大変よね

でも、あなたなら…」


由紀はもう一口、水を飲んで、さらに話し続けた。







ストーリーメニュー

TOPTOPへ