テキストサイズ

遠距離愛

第4章 2人の…

えっと…金髪のロン毛、金髪のロン毛
いないなぁ。絶対目立つと思うのに…

「柚木さん」

ハッと振り向く。振り向いたのはいいけれど、
金髪のロン毛ではない人がいた。
茶髪の短髪になってた。

「こんにちは。この前の同窓会では、ごめんなさい。
あのクリーニング代、もしくは弁償を…」

彼藤木君は笑いながら、言った。

「ご飯でも奢ってくれる?そしたらチャラ」

なんだろう?その笑顔に引き込まれるように私も笑顔で大きく頷いていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ