
遠距離愛
第9章 自分のこと聞いて欲しいの
大事な話があると言ったため、初めて彼の部屋を訪れた。
男所帯にしてはキレイ
2LDKの間取りで一部屋ずつ自室を持っていた。
お兄さんは遅くまで帰らないから安心して何でも話してと笑顔で言われた。
「ずっとLINEか電話だったから、こうして顔見て声を聞くのが嬉しいよ。
ちょっと照れるけどね。」
そんな彼の言葉に自然と笑顔になった。
いつも彼の言葉や優しさに心の中がホワっと温かくなる。
優しいキスをしてから、彼はどうぞ話してみて?と言った。
緊張する。うまく話せないかも。
ぎゅーっと拳を握っていたら、その手を大きな優しい手が包んでくれて、
「うまく話そうとしなくていい。思ってることを話してよ?頭で考えてると、気持ちを打ち明けられないし、
心が軽くならないよ?」
その言葉に安心できて、思い切って口を開いた。
「付き合ってる人がいて、結婚の約束してるの」
男所帯にしてはキレイ
2LDKの間取りで一部屋ずつ自室を持っていた。
お兄さんは遅くまで帰らないから安心して何でも話してと笑顔で言われた。
「ずっとLINEか電話だったから、こうして顔見て声を聞くのが嬉しいよ。
ちょっと照れるけどね。」
そんな彼の言葉に自然と笑顔になった。
いつも彼の言葉や優しさに心の中がホワっと温かくなる。
優しいキスをしてから、彼はどうぞ話してみて?と言った。
緊張する。うまく話せないかも。
ぎゅーっと拳を握っていたら、その手を大きな優しい手が包んでくれて、
「うまく話そうとしなくていい。思ってることを話してよ?頭で考えてると、気持ちを打ち明けられないし、
心が軽くならないよ?」
その言葉に安心できて、思い切って口を開いた。
「付き合ってる人がいて、結婚の約束してるの」
