
遠距離愛
第19章 これからの二人
「お家に帰ろう?」
私達は、2人の部屋へと帰った。
そして、彼もまた、婚姻届に署名捺印をしてくれた。
保証人には、佐江と、彼のお兄さんに記入してもらった。
「でも、これを出すのは手術が終わってからにしてくれ」
それだけは譲れないと言う彼の言葉に黙って頷いた。
彼も本当は側にいて欲しい、離れたくないと思ってくれていた。
だけど、自分のこの先がわからないのに私を巻き込みたくないと、辛い決断を考えていたらしい。
私は言った
「私達の出会いは必然なんでしょう?だったら、病気もセットだったのよ
いらないセットだけど、病気ごとあなたを愛してる」
強がりじゃない。本当の気持ちだった。
私達は、2人の部屋へと帰った。
そして、彼もまた、婚姻届に署名捺印をしてくれた。
保証人には、佐江と、彼のお兄さんに記入してもらった。
「でも、これを出すのは手術が終わってからにしてくれ」
それだけは譲れないと言う彼の言葉に黙って頷いた。
彼も本当は側にいて欲しい、離れたくないと思ってくれていた。
だけど、自分のこの先がわからないのに私を巻き込みたくないと、辛い決断を考えていたらしい。
私は言った
「私達の出会いは必然なんでしょう?だったら、病気もセットだったのよ
いらないセットだけど、病気ごとあなたを愛してる」
強がりじゃない。本当の気持ちだった。
