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非恋愛体質

第2章 運命って信じますか?




別に恋愛に興味がないわけじゃないし、昔からこんなに控えめな性格だったわけじゃない。




そう、高校生までは人並みにオシャレに興味を持って、毎月発売されるファッション雑誌を楽しみに買いに行ってたし、おこずかいの使い道はコスメと洋服だった。



もちろん彼氏だって居たことある!



でもね、ある日を境に私は殻に閉じこもった。



彩菜とは大学からの付き合いだから、彩菜はこんな地味な私しか知らない。
でも昔のこと詮索されないし、それはありがたいことだ。



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