センシティブ♥ボーイ
第2章 秘密がばれた
い、今なんて…?
しろって、何を?
「な、何をすれば…」
「何ってわかんねーの?
オナニーだよ。お、な、にー!
それともあれか?お前は自慰行為って言った方が馴染みがあるかもな」
お、おなにー?!
僕だって知ってるオナニーが自慰行為を意味することくらい。
それをなんでこんなところでしなきゃいけないんだ。
嫌だと首を振ると、鈴木くんが言った。
「いいの?
今しなきゃ、バラすけど。
さっきのこと。」
「…っそ、そんな…っ」
「いーだろ?
俺一人に見られるか、超敏感体質の淫乱だって皆にバラされるのとどっちがいいかっつったら、自分でする方がマシだろ?」
なんで、こんなことに。
ほら早くなんて、鈴木くんは急かして来る。
さっき背中を直に触れられて、僕のアソコは勃ってしまっている。
「本当にこれしたら…バラさないで、くれる…っ?」
「おう。だからシろ。
見られた方が気持ちーぞ?きっとお前は」
ぎゅっと目をつむって、いきり立ったそこに手を伸ばした。