センシティブ♥ボーイ
第10章 セフレなんです
「すずきくん…っ」
「……」
どうしよ…っ
どうしよう…っ
手をぎゅーっと握られて、もうびりびりと電流が流れていた。
何とか抑えようと思うのに、止められない。
僕はパンツ一枚だけを履いて、鈴木くんに引っ張られて。
強すぎる刺激に、アソコはパンツの上からでもわかるくらい、勃ち上がっていた。
気持ちいいのと、恥ずかしいのと、どうして感じてしまうのといううんざりした気持ちと。
鈴木くんがどうして起こっているのかわからないという色んな事に、涙があふれてくる。
一粒、涙が零れ落ちたとき、いつもとは違う、音楽室についた。
「もう勃ってんのかよ。
ほんっとうに淫乱だな」
「あ…ご、ごめんなさ…っ」
手をぎゅーっと、握る力を強められると、アソコがピクリと反応する。
「痛い方が好きなわけ?」
「やっちが…っ」
鈴木くんが怒ってる。
僕が怒らせた。
「あん…ッ」
「もっと声出せば?
せっかく防音なんだし。」
アソコをぎゅっと握られて、声を漏らし身体をかがめる。
涙がぽろぽろこぼれるけど、鈴木君はその涙を一度も拭ってはくれなかった。