センシティブ♥ボーイ
第16章 鈴木くんの笑顔
【聖司side】
「あ゛――――っ疲れたあああ」
「でも…結構進んだね。やっぱりマサはやれば出来るんだ、やれば」
「ふん」
ファミレスで目の前に広がった教科書と散らばった消しカスをかき集めた。
一年からの復習と、試験対策。
「悪いな。見てもらっちゃって。」
「いーよー。予備校ない時だったらいつでも。教えると、自分にも身につくし、何より夕飯代うくしー!」
そう言って真由美はにっこり笑うと一番高いデミグラスハンバーグとパフェを頼んだ。
「……」
「なによ、その目」
「いえ…なんでもねーです」
相変わらずよく食べるなと思いながらも炭酸ジュースを飲み干す。
俺がおごるって言うと、すぐこれだ。
まあ…夕飯奢るくらいで教えてもらえるのなら、安いもんなんだけど。
「それにしても、マサが勉強するなんて、愛の力は偉大だね」
「…そ、そんなんじゃねーよ…っ」
「あ゛――――っ疲れたあああ」
「でも…結構進んだね。やっぱりマサはやれば出来るんだ、やれば」
「ふん」
ファミレスで目の前に広がった教科書と散らばった消しカスをかき集めた。
一年からの復習と、試験対策。
「悪いな。見てもらっちゃって。」
「いーよー。予備校ない時だったらいつでも。教えると、自分にも身につくし、何より夕飯代うくしー!」
そう言って真由美はにっこり笑うと一番高いデミグラスハンバーグとパフェを頼んだ。
「……」
「なによ、その目」
「いえ…なんでもねーです」
相変わらずよく食べるなと思いながらも炭酸ジュースを飲み干す。
俺がおごるって言うと、すぐこれだ。
まあ…夕飯奢るくらいで教えてもらえるのなら、安いもんなんだけど。
「それにしても、マサが勉強するなんて、愛の力は偉大だね」
「…そ、そんなんじゃねーよ…っ」