センシティブ♥ボーイ
第18章 僕の好きな人
【圭佑side】
「圭ちゃん…も…僕…帰りたいんだけど…」
俺の天然な従兄弟は、買い物に付き合って2時間ほどしたところでもじもじしだして帰りたいと言い始めた。
「もう…僕疲れたし…勉強もしたいし…」
いつもこれだ。
何時間かすると、体力のないたかちゃんはすぐに帰りたいと言い始める。
そして、すぐに勉強のことを考え始めるのだ。
「今日は埋め合わせするって言っただろ?この間、俺わざわざたかちゃんのために日程空けといたんだよ?それを…男といるなんてどういうことだよー」
「だ、だから…それはごめんねって…」
「今日買い物に付き合ってもらったのは、他でもないたかちゃんのセフレについて聞くためだよ」
この間電話口で離した男。
たかちゃんの友達とは思えない口調だったけど、なんだか面白そうだ。
たかちゃんが相手だと向こうも苦労するだろうなとは思ったけど。
勝手にぶちりと切られた電話に、そういえば名前すらきいてなかったと、思い出したのだ。
「ね、たかちゃんのセフレって、なんていう名前なの?」
もちろんたかちゃんは俺とその人が電話で話したことなど何も知らない。
「圭ちゃん…も…僕…帰りたいんだけど…」
俺の天然な従兄弟は、買い物に付き合って2時間ほどしたところでもじもじしだして帰りたいと言い始めた。
「もう…僕疲れたし…勉強もしたいし…」
いつもこれだ。
何時間かすると、体力のないたかちゃんはすぐに帰りたいと言い始める。
そして、すぐに勉強のことを考え始めるのだ。
「今日は埋め合わせするって言っただろ?この間、俺わざわざたかちゃんのために日程空けといたんだよ?それを…男といるなんてどういうことだよー」
「だ、だから…それはごめんねって…」
「今日買い物に付き合ってもらったのは、他でもないたかちゃんのセフレについて聞くためだよ」
この間電話口で離した男。
たかちゃんの友達とは思えない口調だったけど、なんだか面白そうだ。
たかちゃんが相手だと向こうも苦労するだろうなとは思ったけど。
勝手にぶちりと切られた電話に、そういえば名前すらきいてなかったと、思い出したのだ。
「ね、たかちゃんのセフレって、なんていう名前なの?」
もちろんたかちゃんは俺とその人が電話で話したことなど何も知らない。