センシティブ♥ボーイ
第29章 少し勉強は置いといて。
「うーん、俺が使ったのはー…」
「ちょ、さかもっちゃんっここ学校!マサの家じゃねーんだよ?」
「ツル。俺は保健の先生である前に…男だよ」
「………。」
この弟にして、俺の母ちゃんありだ。
いったいばあちゃんはどんな育て方をしたんだと不安になる。
って、待てよ。
「ちょっと待て。坂本。遊んでたとは聞いてたけど…まさか、男相手も経験あんの?!」
「……ノーコメント♡」
こいつの学生時代どうなってたんだ。
相当な闇を抱えていたに違いない。
いくら顔がいいからって、まじかよ。
どんだけ遊んでたんだよ。
引くわー。
「でもねー、俺がシた人はすごい開発されてたんだよね。だから、エネマグラとかさ入れたら端から感じちゃってさ」
「「………。」」
無の顔をして俺の方を見るツルと目があった。
坂本の顔は完全に学生時代に戻っている。
ノーコメントっていった端から、飛んでもねえエピソード出してんじゃねーよ。