センシティブ♥ボーイ
第29章 少し勉強は置いといて。
「でもさ、別に女の子にするみたいに同じ玩具でいいと思うけどね。バイブひとつとってもさ。今ピストンバイブとかさいろいろ種類あるし、バイブ挿れるだけじゃなくて、挿れたら放置とかさ。感じてる姿を鑑賞するとかなかなかぐっと来るよ。あ、ローター使ってもいいだろうし。
あ!あれはよかったな。ローターをさ……」
「も、も、もういい!!」
こいつに語らせたらどんどん変態な道に進んでいく気がする。
ツルの呼吸が止まっている気がする。
ツルが完全に引かないうちにここは退散しよう。
急いで保健室から飛び出した。
「お前の叔父さん……半端ねえな。」
「俺もあそこまでだとは思ってなかった…」
「あそこまでってなるとさ、もしかして…遊んでた相手って…女じゃなくて男なんじゃね?」
「ま、まさかあ!そんなわけ…っ
だって母さんが女をとっかえひっかえだって言ってたんだぞ?」
「カモフラージュとか」
「………。」
ま、まじ?
笑えねえ。
あいつのことだ。
母さんは確かに女の子をって言ってたけど。
そうなったら…今の恋人も男?!
「と、とりあえず…佐藤のは自分で調べる」
「…未成年買えんの」
「NOと言えば誰だって脱未成年だよ」
あいつに聞くとSM系に走りそうだ。
坂本のことが気になりながらも、携帯で玩具オンラインショップを開いた。