センシティブ♥ボーイ
第33章 共通の趣味
「はぁっ…はぁ…はあ…ん……んはあ…」
お互いの荒い呼吸が部屋に響いて、俺の腹には暖かい感触が広がっていた。
身体を離すと、佐藤の出したそれが少しだけ糸を引いて、佐藤は恥ずかしそうに顔を赤らめた。
「……制服、スゲェ汚れちゃったな。」
「あ……や、やだ……よ」
何が嫌なのかは分からないけど、取り敢えず自分の格好にも制服を自分の精液で汚したことも恥ずかしいらしい。
なんだか脱がすのもやっぱりもったいなくて、汚れたセーラー服を着せたまま、もう一度佐藤をぎゅっと抱き締める。
甘い香りがする頚筋に顔を埋め、ホーッと息をついて目を瞑った。
「……す、すずきくん……?」
「……ん…?どした……?」
「あの……あ、の……」
少し目を開けると耳が真っ赤だ。
こんなこともまだ恥ずかしいのかよ?
さんざん喘いどいて?
「ひゃ……っ」
頚筋をぺろりと舐めてもう一度目を瞑る。
「いいじゃん……だめ…?」
「う……だめじゃ……ないけど……」
佐藤の俺を掴む指にぎゅっと力がこもる。