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俺の愛した女

第10章 彼女の温もりが残る部屋

封筒の中にはクロスのペンダントが同封されていた。

そしてメモの方には走り書きで…
【数日間お世話になりました。
ありがとうございました】と、書かれていた。

俺は慌てて部屋を飛び出し駅へ向かった。

駅への道のりに彼女の姿はない。もう遅いのか?
何度もコールするが、電話にも出てもらえない。

車を停めて入場券を買い、ホームを探すが彼女の姿は見つからなかった。

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