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俺の愛した女

第15章 彼女との再会

やっと、その日が来た…

志織さんの指示通りの駅に迎えに行き彼女を待つ。

来た!…初めて会った日のことを思い出す。

バッグで顔を隠して恥ずかしがる彼女を見て懐かしくなる。
俺達が出会ってから、ここにたどり着くまでに1年以上が経過していた。

「みなみお帰り!」俺はそう声をかけた。

「陽ちゃんただいま!」彼女はそう返す。

再会のキスはまだ、新しい2人のお城に着くまでは我慢しよう。

俺は彼女の手を握る。
久しぶりの彼女の温もりに感激した。

「さあ帰ろう」

俺達は歩き出した。

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