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俺の愛した女

第17章 彼女の決断

彼女との秘密の生活はすでに2ヶ月が経過していた。

相変わらず部屋に閉じこもりきりにさせている彼女を
夜のドライブに連れ出すことにした。

アパートの部屋からの景色ばかりを見ていた彼女は、
本当に嬉しそうにはしゃいだ。

30分ほどのわずかなドライブだけど、最高の気分転換だと笑顔も見られた。

ごめんな みなみ

本当は、太陽の下で何の目的がなくても2人で散歩でもしたいよな?
スーパーに出かけて、野菜選んだりしたいよな?
本当は洋服だって実際に見て選びたいよな?

どんな形でもいいから一緒にいたい。
そう2人で決めたことだけど、彼女ばかりが犠牲を払っていた。

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