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俺の愛した女

第20章 決着 そして…

彼女は退院を迎えた。

見ていた人の証言や、身体に残る痣。
彼女が残した音声テープにより
暴行傷害、精神的苦痛などが認められ
保護命令申し立てが警察の判断で行われた。

日常的な言葉による暴力、身体への暴力
すなわちDVが認められ保護されることになった。

保護命令申し立てによって彼女はシェルターで保護された後、離婚を成立させることができる。

強姦罪の方は夫婦ということで認められなかった。

彼女の長かった闘いは終わりを迎えようとしている。

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