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俺の愛した女

第7章 俺と彼女の変化

当然なのかもしれないが、顔が見えない分、
素性がお互いわからない分、
気軽に利用もできるが、攻撃されることもある。

彼女もまた例外ではなかった。
彼女のその天然と思われる書き込みは、とても人気があったのだ。

俺もずいぶん癒され笑わせてもらったものだ。

それを快く思わないものは、誹謗中傷とも思われる書き込みをする。
そのことに傷ついた彼女は退会を決めた。

だけど…何がそんなに彼女にとって心ひかれたのかわからないけど、俺の書き込みは彼女の癒しになっていたようだ。

そこで、思い切ってメールをしてきたと言う。
本当に、友達になりたいとの思いで。

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