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俺の愛した女

第7章 俺と彼女の変化

「旦那と別れる」彼女は言った。

そして、その準備のために仕事に就こうと思っていると。
俺は、別れて俺の所に来ればいいと言ったが、
ちゃんと自立してからそれは考えたいと答えた。

彼女は前に進もうとしている。

しばらくして彼女は事務の仕事が決まったと連絡してきた。
俺も、安定した収入と休みが欲しいと思うようになり、製造の仕事へと転職をした。

営業の前は、土方の仕事をしていた俺は体力的にも自信がある。

お互い電話できる時間は減ったけれど、未来への約束があるから頑張れたし幸せを信じていた。

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