I promise you ~.:*この想い、永遠に.:*
第11章 好きと言えないまま……
------------
--------
「話してみて?何で逃げたの?」
あの後……
話がしたいから夕飯を一緒に食べようと誘われ
断ることも出来ずに
今現在
駅近くの居酒屋の個室にて向かい合っているのだけど
いつもとは違う美花さんの雰囲気に
少し戸惑う。
「私と海翔が、付き合ってると思ってるの?」
……!!
美花さんの目力は半端なくて
「……えぇっと……」
図星だけど、そんなこと言えない…。
すると、
「はあぁぁぁ~~~」
綺麗な容姿からは想像もつかないような
盛大な溜め息をつかれた。
「ほんと、どうして二人ともこうなのかしら
まったく、イライラしちゃう」
そう言ってグビグビとビールを飲み干す美花さん。
美花さんって……
こんな感じだったっけ……